初めに、今回のtrashbox日記はお休みです!
次回以降書くのでまたそちらもよろしくお願いします。
今回書くのは「試合にどのような心境で取り掛かるか」ということについてです。
というのも、先日第四回若人杯大阪エリア代表予選が開催され、私は優勝することができました。
その前後において精神面での考えが少し纏まってきたので、記憶に新しい内に文として記しておこうと思いました。
まず、結論から言うと「試合にどのような心境で取り掛かればいいか」という問いに対しては、「一人一人良いパフォーマンスを発揮できる精神状況は異なるので、その精神状況を模索することが大切である」と回答します。
NHKのスポーツ・イノベーションという番組をご覧になった方は既にご存知かもしれないのですが、私のかねてよりの課題はメンタル面です。
だから、精神面でのアドバイスを他のゲーマーに求めることがあるのですが、その際によく耳にする「試合にどのような心境で取り掛かればいいか」ということに対する回答があります。
それは良いイメージを持つことです。
これは最たる例ですが、大会前は自分と同じキャラクターを使用する他のプレイヤーが負ける動画すらも見ることを避け、良い動きができ勝利した時のイメージのみを脳に残す、というプレイヤーもいました。
確かに、最後は精神力のぶつかり合いである、とよく言われている格闘ゲームにおいては弱気になること=不利になること、という考えも理解できます。
しかしながら、私にこの考えは適しませんでした。
JAPANCUPにおいて、ときどさんとの試合前、絶対にいける、という根拠のない自信をもっており、キャラ相性的にも対応するパーツは揃っているので、正解を出していけば勝てる、と考えていました。
その結果、ご存知の方も多いように1-3で完敗でした。
また、このようなこともありました。
私が所属する運営団体oreRevoにて対抗戦が開かれることになり、私は相手チームの中のキャラクターの相性がよく、負けることはあれど分がいい相手と対戦することになりました。
チームメンバーからも期待され、自分としても自信をもってのぞみました。
だが、今回も私は敗北しました。
相手の強気な選択肢に対応することができなかったのです。
2つの例を振り返ってみると、私は勝てるというイメージが先行しすぎると冷静ではなくなり、イメージを超えた動きを相手がしてくることによってペースが乱れてしまうタイプなのではないかと考えました。
思えばJAPANCUPのベスト8進出を決めた球球(中国の強豪ユリアン使い)との試合は、一度ウィナーズ側で倒したときは問題なく2-0で勝利できましたが、パフォーマンスを上げて相手が戦ってくることも予想した上で、厳しい試合になるかもしれない、と思いながら試合へ取り掛かりました。
結果は予想通りで、相手はいい動きをしてきたましたが、2-1で辛くも勝利となりました。
そして先日行われた若人杯も、プールからグランドマスター以上かそのキャラの全一クラスとしか当たることはなく、悪く言えば自信なさげにのぞんでいました。
その結果は上にも書いたように優勝となりました。
つまり、私は悪いイメージも持ちながら、不安だなと思いながら大会へ取り掛かったほうが良い結果が残せています。
おそらく、相手は強くて何をしてくるかがわからなくて心配だ、という心境で取り組むことによって相手が予想外のパフォーマンスを出してきたとしても、心の中で準備ができているために対応ができるのではないかと現時点では仮説を立てています。
そして、上記のプラス思考で試合に臨んだほうが良いという人もいれば、私のような人も少なからずいると考えるので「試合にどのような心境で取り掛かればいいか」という問いかけに対しては、「一人一人良いパフォーマンスを発揮できる精神状況は異なるので、その精神状況を模索することが大切である」という結論に至りました。
ただ、いくつかの大会の結果のみで答えを出すのは危険であるので、多くの大会に参加して自分に適した精神状態を探すのが良いのではないかと考えます。
私自身も、書いたような精神状態を上回るパフォーマンスをまだ見つけることができるかもしれないので、大会に出る時に自分の精神状態と向き合いながら、それを発見することも今後の課題にしていきたいです。