はいどうも! God of jimmy ことJimmy1です!

この記事は前回の続きとなっておりますので、まだ読まれてない方は前回の記事もご覧なって頂けたら幸いです。

当時、私が見たウメハラ対ももちの試合は、ULTRA STREET FIGHTER4(以下ウル4)で行われていました。

私自身、格闘ゲーム自体はよくプレイしていて、KING OF FIGHTERSやペルソナ4の格闘ゲームなどを楽しく遊んでいました。

ただ、しっかり考えて取り組んだことは無く、長いコンボやカッコイイコンボをひたすら練習して戦ったりするぐらいのレベルでした。

俗に言うエンジョイ勢です。

ウル4の試合を見た事自体ほとんど無く、どんなゲームなのか想像もついていなかったのですが、この試合を見て衝撃が走りました。

ウメハラ 殺意リュウVSももちケン 試合開始。

試合開始たったの20秒で、私は驚きを隠せませんでした。

お互いほとんど同じ所から動かないのです。

当時の私は、とりあえず跳びから相手を攻める!という考えを持っていたので、跳べばいいじゃんと思っていましたが、すぐに間違いに気づくことになりました。

何故ならウメハラ選手、ももち選手共に相手が跳んだら100%昇竜拳で落とすからです。

こんなにも跳びが通らない世界なのか…ただただ衝撃を受けました。

ではどうやってダメージを取っていたのか?

歩いて少しずつ近づいて、下段の中キックの差し合いをしていたのです。

その下段中キックが当たった瞬間、波動拳にコンボに繋いで、セービングキャンセルというウル4特有のシステムで更にコンボを継続し、大ダメージを与えていたのです。

文字に起こしたら中々わかりづらいですが、下段の中キックを相手のキャラクターの足元に1ミリ単位の精密さで当てていると考えたら凄いですよね。

そういった緊張感のある硬派な試合を、7本先取するまで続けていました。

自分の知っている格闘ゲームとは違いました。

ここで初めて格闘ゲームって奥が深いんだなぁと気付かされたのです。

また、この試合見ていて凄く気持ち良かったのは 実況の熱さでした。

ウル4を初めて見た私にも分かりやすく説明されていて、尚且つ熱い気持ちが伝わる実況で、見ている私も熱くなれました。

そして試合が白熱する中、勢いに乗ったのはウメハラの殺意リュウでした。

ももちのケンを気絶状態にさせ、ここ1番といえる長いコンボをミスなく完璧に決めきり、最後に昇竜拳で倒しきったその時!

実況のアールさんがウメハラ選手のコンボに合わせて放った、

「これが!ウメハラ!格ゲー界の至宝かぁぁ!!!完璧だぁぁぁぁ!!!」

という完璧な実況が私の心を魅了しました。

この試合の一連の流れを目の当たりにして、私はこの世界で勝負したい!と心から思うようになりました。

迷いは消えました。

お笑い芸人としてのジミーではなく、格闘ゲーマーとして頑張っていこうと、この試合で決意したのです。

…大分長いこと書いてしまいましたが、そのくらい私の中で衝撃的な試合だったんです。

今回はここまで!!

また次回お会いしましょう!