こんばんは、かなばたです。
シーズン4の調整が行われて少し経ちましたが、皆さんはもう自キャラや対戦相手のキャラに慣れてきたでしょうか?
今回は、私の使用キャラであるリュウの調整点をあげながら考察をしていきます。
・全体動作を47F⇒45Fに。
・波動拳の強弱による緩急を大きく。
これが今回の目玉となる調整だと思います。
元々、他のキャラクターの飛び道具より少しだけ優れていたリュウの波動拳が、明らかに頭一つ抜けた性能になりました。
中足波動を先端で入れ込んだ際、下に判定の強いJ大攻撃を持つキャラクターの割り込みを受けなくなり、コンボにもなりやすくなりました。
また、弾の弾速の緩急が大きくなったことで、飛び道具を吸収したり潜り抜けたりする技の難易度が難しくなった他、垂直でやり過ごすことも難しくなったといえるでしょう。
全体動作が縮んだことで、今までなら間に合わなかったタイミングの対空も間に合うことがあるので、キッチリ対応できるようにしておきたいですね。
・上段足刀蹴りのコマンドを変更。
・弱中強の発生フレームがそれぞれ、16→10、18→16、20→18に。
・中、EX版の移動距離が増加。
まず、上段足刀蹴りのコマンドが変更され、236コマンドから41236コマンドに。
暴発が多く、その際のリスクも高かった技だったので、この調整は本当にありがたいです。
また、各種発生フレームや、移動距離の変更により、今までつながらなかったコンボが可能になっています。
弱Kに弱足刀を仕込んだり、屈中PにEX足刀を仕込んだりするのが強いですね。
この屈中PからEX足刀のコンボも、S3までは密着でないと繋がりませんでしたが、今回から先端ヒットからも繋がるようになっているため、置き技のリターンがグッと高まりました。
ヒット後は相手が離れてしまうため、攻め継続はできませんが、リュウにとっては戦いやすい距離に離れるため、波動拳を押し付けていきましょう。
・EX竜巻旋風脚ヒット時の吹き飛びを短く、吹き飛び時間を長く変更。
この調整によって、今までは起き攻めがついてこなかったEX竜巻に、前ステップ×2から起き攻めにいけるようになりました。
EX竜巻は相手の立ち、しゃがみ状態にかかわらずヒットするので、これまでEX波動拳でコンボを締めていた場面は、火力の面においてこちらのほうが有効となります。
・中Kのダメージが60→70に。
純粋な火力の強化ですね。
リュウの技の中ではリーチが長く、使用頻度も高いので地味に効いてくるかもしれません。
・屈中Kヒット時の硬直差が+1→+2に。
この調整によって、屈中Kがカウンターヒットしていた際、+4F有利となるので、弱Kからコンボにいけるようになりました。
この技もリュウの主力といえるため、カウンター確認をしっかり行ってダメージを奪う機会を最大限に活かしていきたいところですね。
調整方針のコメントにもありましたが、リュウの強みをより強化する方向での調整だったといえるでしょう。
元々、飛び道具の対処が難しかったキャラクターには、より優位に戦えるようになり、弾抜け、吸収技を持つ相手も今までより集中して波動拳の弾速を見ていなければならなくなり、差が縮まったかなと思います。
しかし、やはり通常技のリーチは変わらず短く、強みが波動拳に集約されているため、S3までに苦戦を強いられたバーディーやメナトなどのキャラには、相変わらず苦しめられそうです。
これまでの性能を思えば、かなり強力な技を手に入れたと思うので、ほとんどのキャラクターと戦えるだけの力はあると感じます。
面白いキャラクターになったと思いますので、これを機にリュウを触ってみてほしいですね。
次回は、サガットの調整について書いていきます。
それではまた。