こんばんわ。
今回は保留にしていた”影ナル者”(以下影)について書いていきます。
この影さん、前作のストリートファイターIVでの殺意の波動に目覚めたリュウを彷彿とさせられますね。
竜爪脚の存在など性能面でも意識して作られているように思われます。
それでは長所と短所をそれぞれ挙げて解説しようと思います。
【長所】
長所としてまず挙げられるのが、近距離での火力や固め能力の高さでしょう。
殺意キャラお得意の竜巻(空靂刃)→昇龍拳コンボはもちろんながら、影の竜巻はしゃがみにもヒットするので安定してダメージを出せます。
2強P→強竜爪脚から続くコンボも言わずもがなですね。
ノーゲージでも安定して火力が出せる影ですが、ゲージを使うとさらに色んな場面から火力が出せます。
EX波動拳やEX空靂刃がヒットすれば自由度の高い追撃が可能なので、画面端やスタン値を見てコンボを選びたいところです。
固めに関しては発生5Fガード時+3Fヒット時+6Fの2中P、ガード時+3Fの強竜爪脚がいい味出してますね。
通常技キャンセル強竜爪はすべて小技で割り込めるくらいフレームが空いているので影と対戦するときは気をつけたいポイント。
ただ2中P→強竜爪は割り込めますが、2中P→中竜爪脚は通常技では割り込めないうえに連続ガードではないので、通常技で割り込もうとすると逆に中竜爪脚がカウンターヒットします。
中竜爪脚がカウンターヒットすれば+4Fなので弱Pが繋がりコンボにいけるので、安定対策としては「キャンセルを見てから完全無敵の技で割り込む」、「割り込もうとせず強竜爪にVリバーサルする」などですね。
キャンセルを見てから~、は他の必殺技が連続ガードのものばかりなので狙いやすい方だとは思います。
移動系Vリバーサルだと話が変わってきますが、まあ・・・。
中竜爪脚をガードするタイミングで小技出せば強竜爪に勝てる、というのもあるにはありますが難易度が高いので要練習です。
火力を盾に強引な攻めが出来るのが影の長所であり面白い要素ですね。
【短所】
いろいろ短いですね、短所だけに・・・。
通常技が全体的に短いので、立ち回りで相手にペースを握られがちですね。
その中で5中Pや2中Pはリーチ、リターンに優れるので差し合いの主軸となりそう。
5中Pは先端でヒットしても、余程遠くない限りは空靂刃や竜爪脚が繋がります。
ただ空靂刃が遠目で当たるとその後の昇龍拳が届かず、竜爪脚ではダウンが取れません。
EX空靂刃であれば前進距離が長く浮きも高いので安定してダメージが取れますが、ゲージが必要なので回数も限られてしまいます。
また、波動拳も短い・・・を通り越してほぼないですね。
胴着チックなことをしようとすると硬直の長い灼熱波動拳に頼るしかなく、体力の低さも相まってリスキーな動きになりがちです。
中距離での立ち回りが影使いの差の出るポイントと言えるでしょう。
【Vトリガー1大逆無道】
Vスキルの強化と阿修羅閃空が追加されます。
Vスキルの強化具合がすごく、溜めなし版でもガード時五分でヒット時ダウンし最大溜め版はガード+6でヒット時には膝崩れでコンボにいけるうえ、足元にもアーマーが付与されます。
強化Vスキルを軸に中距離戦が組み立てやすくなりますね。
阿修羅閃空は・・・正直未知数です(笑)。
必殺技からキャンセルできるのでコンボ後のセットプレイに使えそうです。
EX昇龍拳からもキャンセル可能ですが、その場合ヒットしても30ダメージなので使いどころが難しそうです。
【Vトリガー2 六道塵殺】
禊と瞬獄殺が追加されます。
禊は150ダメージと高火力なうえ、あらゆる技からコンボになり、固定ダウンなので状況も最高ですね。
ちゃんと2回当てることに命をかけましょう。
瞬獄殺は発生1Fで暗転を見てから飛ぶことは当然できないうえに、(なぜか)地上くらいの相手にはコンボにもなります。
豪鬼のような使い方はもちろん、通常技に仕込むなど使い方はたくさんありそうです。
禊の使い勝手が良すぎるためゲージ管理が悩ましいところ。
【総評】
殺意の波動キャラらしい火力の高さやトリガーの逆転力など確かな長所もあるが、万能とは言い難いのも事実。
体力の低さなどの短所を隠しきれる実力があればパワーを発揮出来る上級者向けキャラといったところでしょうか。
今回はこのあたりで!それではまた。